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12月24日 昆虫の森の生き物たち
2019.12.24
昼光性のクロスジフユエダシャクが姿を消し、今、園内で見られるフユシャクガを3種をご紹介します。
写真はオスですが、メスはいずれも翅が退化していて、翅がないか、翅があっても小さく飛ぶことはできません。
チャバネフユエダシャク クロオビフユナミシャク
サザナミフユナミシャク
オオムラサキの越冬幼虫さがしで落ち葉の下からツチハンミョウの仲間が出てきました。寒いためほとんど動きません。
扉の裏側のクモの巣に混ざってエゴツルクビオトシブミのメスが越冬していました。オトシブミの冬越しを見たのは初めてです。
冬の虫探しは、木の幹や枝先を一つ一つ見て回るという地道な作業です。でも視界の中に虫の姿が飛び込んできたときは嬉しいものです。
コナラの幹の割れ目にヒメヤママユの卵を見つけました。
ボランティアさんがオオバナミガタエダシャクの越冬幼虫を見つけたとの情報を聞き、私もと・・・。何も見つからず諦めかけていたところにシャクガ幼虫のシルエットが見えました。思わずヤッター!とガッツポーズです。