スタッフブログ
1月17 昆虫の森の生き物たち
2023.01.17
これからが一年で一番寒くなる時期ですが、年明けから梅の花が咲き始めています。
白梅
アカウラカギバの幼虫がユズリハの葉の表面を食べながら少しづつ成長しています。
カシアシナガゾウムシがコナラの小枝にしがみついていました。
民家横の桑畑でクワエダシャクの幼虫を探してみました。
土瓶割とも言われるように桑の小枝にそっくりです。
2023.1.7昆虫の森の生き物たち
2023.01.07
年明けも寒い日が続きますが、晴れて風がなければ虫探しもできます。
クヌギの枯れた葉でムラサキシジミが2匹仲良く冬越していました。
シラカシの葉では数ミリのスカシカギバの幼虫が見られます。
葉の表面を削るように食べています。
民家の横の桑でクワコのから繭が風に揺れいます。
の
オオミドリシジミの卵は、コナラの小枝を探すと見つけることができます。
寒いのはちょっと苦手と言う人は、館内から冬越しをしている昆虫たちを観察できますよ。
本館2階で昆虫たちの冬越し展を開催中です。
12月13日 昆虫の森の生き物たち
2022.12.13
園内は、まるで落ち葉のジュウタンが敷き詰められたかのようです。歩くとカサカサと心地良い音が響きます。
クスノキの枝先で、ツマジロエダシャクとクスアオシャクの幼虫が見られます。
ツマジロエダシャク
クスアオシャク 顔は可愛い猫ちゃんです。
樹木プレートの裏にカメノコテントウが仲良く越冬していました。
エノキの根本の葉裏では、オオムラサキの4齢幼虫が越冬に入りました。
コナラの枝でコミミズクの幼虫を見つけました。
アワブキの木の横を通りかかると、黒いゴミのようなものが動いているのが目にとまりました。
よく見てみると1㎝にも満たない、木の破片のようなものをまとったエダシャクの幼虫です。
写真に撮って拡大してみるとヨツモンマエジロアオシャクの幼虫でした。このまま幼虫で冬をこすと思われます。
11月13日 昆虫の森の生き物たち
2022.11.13
園内のクヌギやコナラも色づき始め、落葉が始まっています。
クヌギの黄葉
ウスタビガのメスの、モコモコとした外観はくまのプーさんのようです。
11月4日 昆虫の森の生き物たち
2022.11.04
園内の木々が少しずつ色づき始める頃、ヒメヤママユが出始めます。今年は少し遅いように感じます。
そんな中、園内初記録のヤマダカレハのメスが立て続けに2匹も見つかりました。その大きさに驚きました。
この時期に2種類の黒い大きなアブラムシ見られます。ヤナギにいるのが
ヤナギコブオオアブラでクヌギやクリなどについているのが、クリオオアブラムシです。
ヤナギコブオオアブラムシ クリオオアブラムシ
小春日和の暖かな日には池の周りでオオアオイトトンボが飛んでいます。
畑のナバナやハクサイの葉が穴だらけです。犯人はダイコンサルハムシです。
穴だらけナバナの葉