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小学校3年生「モンシロチョウの学習」

2017.06.24

ぐんま昆虫の森では、小学校の理科の授業に活用できるように、モンシロチョウの卵がつきやすい環境下で育てたキャベツ苗を無料で配布しています。今回、その苗を使った授業の写真を太田市立城西小学校から提供していただきましたので紹介します。

3年生の理科の授業の様子です。グループごとに虫めがねでモンシロチョウの卵を観察しています。
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実際に卵を観察することで、「葉の表側より裏側の方に卵がよくついていること」や「成長段階によって卵の色が違うこと」に気づくことができます。
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幼虫を観察することで「卵から幼虫になる様子」や「幼虫の脱皮の様子」、「幼虫を虫眼鏡で見ると毛がたくさん生えていること」に気づくこともできます。
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また、運が良ければ「幼虫がサナギになる様子」や「サナギから成虫になる様子」を見ることもできるかもしれません。

先生方からは、卵から育ったモンシロチョウの成虫が学校の花壇に卵を産み、授業後も児童がモンシロチョウとふれあう機会が増えたと聞いています。実際に昆虫と関わることを通して、生き物に対する興味や、生き物を大切にする気持ちを育む手助けになればと思います。(大家)

※お渡しするモンシロチョウの個体数、キャベツ苗は育成状況や予約数により、ご希望に添えない場合があります。