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5月29日 昆虫の森の生き物たち

2021.05.29

雑木林の中でナナフシが2齢から3齢へと脱皮をしていました。脱皮殻はきれいに食べてしまいます。
 

ジョロウグモの卵がふ化し始めました。子グモは2齢までは“まどい”と言って、みんなでかたまって過ごします。
この“まどい”を見つけると息を吹きかけ、蜘蛛の子を散らしたくなります!
 

枯れたアカマツの積木に羽音をたててウバタマムシが飛んできました。幼虫は枯れたマツなどの材を食べて育ちます。

オオホシオナガバチが立ち枯れたエノキを歩き回っていましたが、産卵管を刺すことなく飛んで行ってしまいました。

スミレの根本にミドリヒョウモンの終齢幼虫が横たわっていました。

薄暗い雑木林の中でサイハイランがひっそりと咲いています。