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6月3日 昆虫の森の生き物たち
2020.06.03
真っ赤なショウジョウトンボが休耕田で、縄張りを張って飛び回っています。別館北の草むらではハラビロトンボが見られます。
休耕田の周りで、カエルの姿になったばかりの小さなアカガエルがたくさん見られます。
園内のあちらこちらで、ジョロウグモの幼体が丸く集まって“まどい”を作っています。息を吹きかけると一斉に散ります。これが『蜘蛛の子を散らす』の語源です。
カブトムシやノコギリクワガタも動き始めています。
クビアカトラカミキリを積み木の上で見つけました。下草の上では陸生ホタルの仲間のムネクリイロボタルがいました。
ヤナギの樹液にアカボシゴマダラがきていました。この時期にだけに見られる白化型で。アカボシゴマダラは特定外来生物になっています。
アオバシャチホコの幼虫がヤマボウシについていました。危険を感じると頭を反らしてシャチホコのポーズになります。お尻のほうからみると、まるでキツネの顔のようです。
サイハイランが雑木林の薄暗いところでひっそりと咲いていました。
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