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9月28日 昆虫の森の生き物たち
2019.09.28
民家の前のヒガンバナが見ごろを迎えました。
民家西の畔では、シロバナヒガンバナが見られます。
園内のあちこちに、大きなジョロウグモの巣があります。良く観察してみると、円形ではなく、馬蹄形という馬のひづめに似た形をし、横糸は五線譜のような糸が何段にも重なっています。クモが多いということは、昆虫も多いという指標にもなります。
ナミアゲハが私たちがいることを気にもとめず、カラタチの葉にしきりに卵を産み付けていました。
アオバセセリの幼虫が、アワブキの葉を綴った巣から出て葉を食べていました。
ヒメシロモンドクガは、年に2~3化しますが、秋のメスの成虫だけは翅が退化していて飛べません。
ネムノキの幹に細長いイモムシがついています。少し前にいたオスグロトモエの幼虫に似ていますが、こちらはごつごつした体表でカキバトモエの幼虫です。
園内で見つけたツチグリの仲間です。
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