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9月9日 昆虫の森の生き物たち
2020.09.09
シロモンフサヤガの幼虫が老熟し青くなりました。食草から離れて朽ち木にもぐっていきました。
ミンミンゼミの腹部にセミヤドリガの幼虫がついていました。セミヤドリガの幼虫は成熟するとセミから離れ
マユを作り蛹になります。雑木林では、糸をたらしツー!と下りてくるセミヤドリガの幼虫を見かけます。
園内では、いろいろなアゲハチョウが飛び回っています。カラタチの葉にナミアゲハとクロアゲハが立て続けに
産卵にきていました。
羽化したてのエビガラスズメがいました。グレーのシンプルな色見のスズメガですが、刺激すると背にあるピンクと黒の島模様を見せて威嚇します。
アシグロツユムシです。林縁に咲いている花の花粉を食べているのをよく見かけます。
ウマオイとオカメコオロギは外見では見分けが難しいですが、雑木林の中にいたので、ハヤシノウマオイとモリオカメコオロギでしょうか!