スタッフブログ

11月4日 昆虫の森の生き物たち

2022.11.04

園内の木々が少しずつ色づき始める頃、ヒメヤママユが出始めます。今年は少し遅いように感じます。

そんな中、園内初記録のヤマダカレハのメスが立て続けに2匹も見つかりました。その大きさに驚きました。

この時期に2種類の黒い大きなアブラムシ見られます。ヤナギにいるのが
ヤナギコブオオアブラでクヌギやクリなどについているのが、クリオオアブラムシです。
 
ヤナギコブオオアブラムシ           クリオオアブラムシ

小春日和の暖かな日には池の周りでオオアオイトトンボが飛んでいます。

畑のナバナやハクサイの葉が穴だらけです。犯人はダイコンサルハムシです。

穴だらけナバナの葉

 
ダイコンサルハムシ              幼虫

 

10月18日 昆虫の森の生き物たち

2022.10.18

数は少ないですが、アサギマダラがフジバカマの花に来ていました。

イカリモンガがシロヨメナで吸蜜をしていました。イカリモンガは昼行性のガで成虫で越冬します。

アシタバの実でアカスジカメムシが見られます。

シンジュキノカワガが何年か振りにライトトラップに入りました。

10月14日 昆虫の森の生き物たち

2022.10.14

越冬蛹になる前のアゲハの幼虫を探してみました。
それぞれの食草を丁寧に探したら、6種類のアゲハ幼虫がみつかりました。

 
ナミアゲハの終齢幼虫(ユズ)         キアゲハの中齢幼虫(アシタバ)

 
クロアゲハの終齢幼虫(ミカン)        ミヤマカラスアゲハの終齢幼虫(キハダ)

 
オナガアゲハの4齢幼虫(コクサギ)      カラスアゲハの4齢幼虫(コクサギ)

 
カラスアゲハの終齢幼虫           正面から見るとヘビの顔のようです。

熟れた柿の実にアサマイチモンジが来ていました。

10月5日 昆虫の森の生き物たち

2022.10.05

秋晴れの園内で出会った虫たちです。

百日草の花にアオスジアゲハやホシホウジャクが吸密に来ていました。
 
アオスジアゲハ                ホシホウジャク

その隣のクスノキの葉にアオスジアゲハの幼虫を見つけました。

オオハラナガツチバチはお腹が重そうに飛びながら、花から花へ訪れています。

クビキリギスも成虫になっています。成虫で冬を越すキリギリスの仲間です。

ユズの枝先に大きなリンゴツノエダシャクの幼虫がいました。

クルミの木の穴から黒とオレンジ色の縞々模様のヤマトアカヤスデが出てきました。

 

9月22日 昆虫の森の生き物たち

2022.09.22

台風が過ぎた後、すっかり秋らしくなりました。
民家前のヒガンバナも見頃を迎えています。

ヤママユガは早いものは7月に出ていますが、出現のピークはまさに今です。
 
ヤママユガのオス               ヤママユガのメス

小川周辺を行き来しているオニヤンマがまだ見られますが、この頃になると草などに止まり休む姿もよく見かけます。
 

マンネンダケに5ミリほどの小さな甲虫がいたので、キノコムシの一種かと写真を撮り拡大してみると、平たい突起が二本あります。
調べてみるとヒラツノキノコゴミムシダマシと分かりました。マンネンダケ専門に集まる種類のようです。

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