スタッフブログ
11月25日 昆虫の森の生き物たち
2016.11.26
オオムラサキの幼虫が冬越しのため、エノキの木から下り始めました。
こちらは、ゴマダラチョウの幼虫です。背中の突起が3対です。
クヌギカメムシが樹皮の隙間に産卵していました。
11.24 除雪完了!
2016.11.24
11月の雪、予想以上の大雪となってビックリでしたね。
午後になり、やっと雪がやんだので、通路の雪かきをしてまいりました。

★before

★after
ご来園の際は、足元に十分お気を付けください。
お待ちしております♪
(井熊)
11.23 友の会行事「カブトムシ幼虫調査&落ち葉囲い作り」が行われました。
2016.11.24
友の会で『カブトムシの森計画』が始動したのは昨年のことでした。昆虫の森にカブトムシがたくさん飛んでくれるようにと、落ち葉囲いを作り、落ち葉を集めて入れたのが2016年2月。
さてさて今日は、その落ち葉囲いの中に何匹幼虫がいるのかを皆さんで調査しよう!という日。
囲いを全部外し、幼虫を傷つけないようにゆっくり掘り進めて、幼虫だけを集めます。
宝探しみたいだね~!!
いました!いました!どんどん見つかります。
実は、落ち葉囲いは2つ作りました。1つは落ち葉だけを入れ、2つ目は木のチップも入れたもので、中身を変え比較しました。(大人の自由研究?!とみんなで言っています。)
1つ目には57匹。
チップと落ち葉をいれた囲いには、675匹もいました。
参加した子どもたちは、時間も忘れて幼虫探しに夢中になっていました。
この幼虫たちが、来年の初夏には無事に成虫になって、森を飛んでくれるといいですね。
おまけ。。。1つ目の囲いから明らかにカブトムシではない幼虫を発見!
筒井専門員によると、ノコギリクワガタだそうです。
11.23 第424回昆虫おもしろ講座
2016.11.23
今日のテーマは「フユシャク」のなかま
シャクガのなかまの中でも、冬に活動するものを「フユシャク」と呼ぶそうです。
シャクガの幼虫は、指で長さを測るような独特な動きをすることから「しゃくとりむし」と呼ばれています。
矢島名誉園長は、「今日あたりフユシャクが飛び始めているのではないかな?」と楽しみにして、午前中フィールドを歩いて探したそうですが…
残念ながら今日は見つからなかったそうです。
今年の夏から秋にかけての気候が安定しなかったことが原因なのではないか、とおっしゃっていました。
上の画像に写っているのは「クロスジフユエダシャク」のオス。メスは「はね」が退化してしまって飛べず、歩くことしかできないそうです。暖かい季節に活動する昆虫が多い中、「フユシャク」の仲間のように、冬場に活動する昆虫もいるんですね。昆虫の世界には不思議なことがいっぱいです。みなさんも、矢島名誉園長の話を聞いて、一緒に「へぇ~!」とおどろいてみませんか?
次回のおもしろ講座は12月18日(日)です。お待ちしています
(井熊)
11月15日 昆虫の森の生き物たち
2016.11.16
コナラやクヌギの葉が黄褐色に色づくのと同調するかのように現れるウスタビガ(オス)です。
ウスタビガのメスはクリーム色で、くまのプーさんのようにお腹がぷっくりとしています。